ノンフィクション2冊とフィクション1冊をご紹介します。ノンフィクション2冊はとても難関な芸大と成り手の少ない鳥類学者。どちらも未知だからこそ気になる。発見と驚きに溢れた2冊。
フィクションの2冊シリーズ化されており、主人公のキャラクターが特徴的です。読みすすめるほどに主人公にハマっていきます
最後の秘境東京芸大
こんな人におすすめ
- 東京芸大生の生態に興味がある
- 好奇心旺盛
- 面白い世界と人との出会ってみたい
《あらすじ》
著者である二宮敦人さんの奥さんが東京芸大の学生さん。芸大生の知られざる日常が描かれています。
未知の授業と考えつかない思考によって生み出される芸術。授業の課題やそれぞれの個性溢れる学校生活を知ることができます。
学生たちの日常は想像以上に面白く、芸大生の生態は興味深い。
読んでみて
芸大生って活字でかかれてもすごい面白い。本人たちは真面目なんだけど飛び抜けている。
音大生と芸大生の違い、学内の様子、授業も楽しそう。驚くばかり。好奇心が湧き出てくる本。
実際の学生さんたちの取材インタビューもワクワクする。
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。
- 鳥が好き
- クセのある文章や筆者と出会いたい
- 知らない世界をのぞいてみたい
《あらすじ》
筆者の川上 和人さんがこれまで行なってきた鳥の調査について書かれています。
鳥を調査するまでの様々な準備やその調査方法、過程が知れます。
この本を読んで
筆者の川上和人さんは本当に鳥類学者なのかと思うほど文章が面白い。タイトルからして笑ってしまう。
まるで芸人さんかの様なユニークさが随所に。内容的にはニッチな分野の鳥の調査などが書かれています。
全く鳥に無知で、専門書など手にとることはまず無くても読み進めやすくなっています。
麦本三歩の好きなもの(1)
こんな人におすすめ
- ゆるっと読みたい
- 愛されキャラクターと楽しむ日常
《あらすじ》
主人公は麦本三歩は図書館司書。彼女の日常が描かれている。日々の生活で彼女の身に起こること、考え思い。
麦本三歩の好きなもの(2)
この本を読んで
この2冊は三歩のゆるとっした雰囲気と、マイペースでドジなところなど、彼女はいかにもできる女性とは正反対。
読み進めると安心感さえ感じる、愛されるキャラクター。彼女のこだわりは是非とも参考にしたいし、楽しむためのスパイスを日常の至る所にうまく散りばめている。
上手に自分をご機嫌に満たす姿は参考になります。
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